こんにちは。渡辺貴史(わたなべたかふみ)です。
もう30年くらい前ですが、私は友人から近くにそば屋があり、そこのカレーライスが美味しいから食べに行こうと誘われました。
友人から美味しいそば屋に誘われたのはすごくうれしかったのですが、カレーライスと聞いて行こうか迷いました。
それは私はそば屋によくある、黄色で辛さのなく、大きな玉ねぎが沢山入っていて、ソースをかけるカレーと思ったからです。
私は玉ねぎが嫌いなのと、辛くないカレーは好きではなかったからです。
友人にそのことを伝えると、「大丈夫だよ、美味しいから、ここのそば屋のカレーは美味しいし、食べてみてよ」と言われたので、そこまで言われたのならと一緒に行きました。
そば屋に行ってカレーライスをオーダーして、カレーライスが運ばれて来ました。
それを見た私はガッカリしました。
やはりイメージしていた通りのカレーライスで、私は玉ねぎを避けてライスを少しずつ食べて途中でやめました。
友人は美味しそうに食べていたので、それはそれで良いのですが、残したのでそば屋の店主に申し訳なかったのです。
私はカレーライスでなく、やはり自分が食べたかったものに決めてオーダーすればと後悔しました。
あなたは、普段生活をしている中で自分で考えて決めていることが沢山あると思います。
また、あなた以外の他者もまた普段生活をしている中で自分で考えて決めていることが沢山あります。
あなたが、他者との関わりの中で、自分で考えて決めたことと他者が考えて決めたことが同じであれば良いのですが、違う場合にはあなたはどうしていますか?
・あなたは、自分が決めた方を押し通している
・あなたは、他者よりも立場が上だからとその通りにしてもらう
・あなたは、他者よりも立場が下だから他者に合わせている
・あなたは、他者に気を遣い合わせている
・あなたは、他者との折り合いをつける
など、色々な場合があると思います。
あなたが、自分のことを押し通そうとするとまた他者も自分のことを押し通そうとしたり、嫌な顔をされたり、あなたは、他者に気を遣い過ぎるとあなたは自分のことが言えなくなってしまいます。
何事にも、バランスが大切になります。
あなたは、
「観念」
と言う言葉を知っていますか?
「観念」とは、主観的な物ごとの捉え方、価値観のことです。
あなたも他者も観念が違うのです。
あなたも他者も生まれ育って来た環境がそれぞれ違うので、観念(主観的な物ごとの捉え方、価値観)が違うのです。
なので、あなたは自分に偏り過ぎず、また他者にも偏り過ぎずお互いのバランスを取ることが人間関係には大切になります。
他者のことを大切にすることや協調性は確かに大切ですが、あなたが他者を大切にし過ぎてしまい、自尊心を下げてしまうとあなたは幸せになりません。
あなたは他者との違いを知って、お互いに認め合うことが出来て、バランスを取れれば良いですよね。
最初は中々難しいと思いますが、あなたと他者との観念(主観的な物ごとの捉え方、価値観)の違いが分かってくると、あなたはもっと人間関係が良くなって行きます。
あなたは、バランスを取っていますか?
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